尾鷲の穴場「アナギの滝」へ!~アクセスから駐車場まで解説します~
Update:
Owase City
今回ご紹介する「アナギの滝」は、
地元の人でも知る人ぞ知る、まさに「尾鷲の秘境」。
美しい自然を満喫できる、究極の隠れ癒しスポットです。
※道中は川沿いを歩くので大変滑りやすいので気を付けてください。
また、文中の目印(リボンなど)は取材時にものです、場合によっては現時点ではなくなっている可能性もあります。
陰と陽、2つの顔を併せ持つアナギの滝までは、車と徒歩で向かいます。
徒歩での道のりは登山ほど険しくありませんが、
急な斜面や岩場を歩いたり、苔ですべりやすくなっている箇所があるため、
トレッキングシューズや履きなれた運動靴などで行かれることをおすすめします。
(途中に川を越える箇所があります。多雨で川が増水しているなど、場合により長靴が必要になるケースがあるかもしれません。)
ほかにも、岩やロープを支えにすることがあるので、軍手などがあると重宝します。
☆☆ 水分補給もお忘れなく! ☆☆
※道中、美しい自然につい目が行きがちですが、足元にはくれぐれも注意して歩くようにしてください。
また、山の中を歩くため、ヘビやヒルなどにも注意が必要です。
アナギの滝までの車の道順で、複雑な箇所は特段ありません。
尾鷲市内から向かう場合、尾鷲北IC前の信号を右折し、国道425号を約25分ひたすら道なりに進みます。
この後もくねくねの山道が長らく続き少し不安になりますが、信じてそのまま進んでいきます。
※携帯電話はつながりません⚠
…と、突然広い橋が見えてきました。
この橋のすぐ左手前に「アナギの滝」の看板が!
ちなみに、橋を越えた右手に少し広くなっているスペースがあるので、そこに車を停めるのが良いかと思います。
入口の看板には滝まで30分と書かれていますが、実際には15~20分程度の道のりです。
道の所々にこのような看板やリボンがあるので、これらを目印に進んでいきます。
山道に入り、大きな岩の反り立つ脇を進みます。
10分ほど歩くと、次は川に下っていきます。
大きな岩がゴロゴロと……
しばらくは川の左側を進み、途中から今後は川を渡って右側を進みます。
右側に渡る目安は、この水色のリボンです。
(※川の状況により、安全に渡れる箇所を見極めて注意して渡ってください。)
川の水がこれ以上ないくらい澄んでいました。
川に沿って進むと、突然行き止まる場所が見えてきます。
そしてついに、目の前にアナギの滝が…!!
(パノラマ写真 左:陽の滝、右:陰の滝)
🎥陰と陽、2つの滝
陽の滝(落差30m)は、ゴツゴツした岩肌を幾重にも流れ落ちる水の筋が圧巻の美しさを放ちます。
滝のミストを浴びながら全身をマイナスイオンに包まれ、時間を忘れてずっとここにいたくなるような、究極の癒し空間です。
🎥陽の滝
対する陰の滝(落差5m)は陽の滝ほどの迫力はないものの、巨大な岩の間を清く流れる姿と水の深いエメラルドグリーンが相まって、まさに「神秘的」の一言。
水の音に耳を澄ませていると、スッと体が軽くなり、心が洗われる気持ちになりました。
🎥陰の滝
アナギの滝は、それぞれ異なる魅力を持った2つの滝が織りなす自然の美を、贅沢にも、一度に堪能できるとっておきの場所です。
昨今、これまでの生活とは一変し、日々変化する日常の中で癒しを求めている方も多くみえるのではないかと思います。
自然豊かな東紀州の中でも屈指の癒しスポット『アナギの滝』
ぜひ一度、心身ともにリフレッシュに訪れてみてください。
[所要時間]尾鷲市発着で約2時間
(尾鷲北ICから車で約25分、さらに徒歩で約20分)