心躍る冬の風物詩 光の祭典in紀宝
Update:
Kiho Town
紀宝町で行われているイルミネーションイベント「光の祭典in紀宝」。約20万球の輝きが暗闇を彩り幻想的な風景が広がります。寒い冬に心温まるひとときを提供する人気のイベントで、鮮やかな光のモニュメントや華やかな光のトンネルなど見どころ満載です。
このイベントは今年で23回目を迎え、毎年実行委員会や地元ボランティアが1か月ほどかけて準備をしています。このイベントの話題が出ると「冬が来たな」と感じるほど、この地域の冬の風物詩として定着しています。
それでは、東紀州最大級のイルミネーションイベントをご紹介していきましょう!
私たち家族はこのイルミネーションを見るのが毎年恒例となっており、今年も家族全員で見に来ました。
会場となっている紀宝町ふるさと資料館(イルミネーション会場は資料館前の広場)は山あいにあり、夜になると辺りは真っ暗になるので、冬の澄んだ空気にキラキラ輝くイルミネーションが見えた瞬間はいつもワクワクさせられます。また、天気のいい日は空を見上げると星がきれいに見ることができますよ。
大自然の中の幻想的な世界をぜひゆっくり楽しみましょう。会場は夜になるとかなり冷えるので、防寒対策をお忘れなく!
一番の見どころは、このイベントのシンボルである高さ約20メートルの大きなクリスマスツリー!
会場で最初に目につくほど存在感があり、この大きなツリーを中心に周囲のライトアップが毎年多くの人を魅了しています。
青い色の電球がとてもきれいな天の川のイルミネーション。
その川の上には光のアーチの橋が架かっており、ピカピカ光るカラフルな光に包まれながら橋を渡りましょう。
橋を渡り階段を上った先には光のトンネルが!
子供たちは大はしゃぎでトンネルの中を何度も走っていたので、途中から暑くなってしまいマフラーや手袋を外し、冬の寒さも忘れてしまうほど楽しんでいました。
紀宝町の公式キャラクター、紀宝戦隊カメレンジャーもいました。
ちょっと困り顔なのがとてもかわいいですね。
写真撮影が楽しめるフォトスポットもたくさんあります。
2人で協力しながらハートの形を半分ずつ点灯させるオブジェは、体重をうまく乗せられず片方が点灯しなかったりと、子どもたちは少し苦戦していました。写真はかなり急かされながら撮りました(笑)
この他にも踏むとライトの色が変わるなど遊び心がある仕掛けのイルミネーションがたくさんあり、子どもから大人まで楽しめるようになっています。
また、「光の祭典in紀宝」の開催期間中には、毎年恒例の「キラフェス」というイベントが行われています。イルミネーションと一緒に音楽やダンスも楽しめ、来場した子どもたちにサンタさんからプレゼントがもらえるなど1年に1度の特別な楽しいイベントです。
(※今年の「キラフェス」は令和6年12月21日に開催されました。)
自然豊かな紀宝町の心温まるイルミネーションはいかがでしたでしょうか。
ゆっくり見て回りたい方は比較的人が少ない平日がおすすめです。週末になるとたくさんの人が来場するので、駐車場も込み合う時があります。
またイルミネーション会場は芝生になっており、雨が降った後などは水たまりやぬかるみができるので、濡れても大丈夫な靴を履いていくのがいいでしょう。
都会のイルミネーションとは一味違う「光の祭典in紀宝」、SNSでシェアしたくなるようなスポットがいっぱいです。きらめくイルミネーションなどをバックに記念写真を撮れば忘れられない思い出が残ること間違いなしです。ぜひこの機会に家族連れや友達同士で、特別な冬の思い出を作りに出かけてみてください。
イベント名 | 光の祭典in紀宝 |
会場 | 紀宝町ふるさと資料館前広場 |
住所 | 三重県南牟婁郡紀宝町大里2887 |
開催期間 | 12月1日~1月5日 |
点灯時間 | 18:00~22:00 2024年12月31日~2025年1月1日はオールナイトでライトアップ |
車でのアクセス | 熊野大泊ICより約40分 |
駐車場 | 27台 無料 |
備考 | トイレあり |
お問い合わせ先 | Tel:0735-33-0334 光の祭典in紀宝実行委員会事務局 |
(ライター:向井Kさん)