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花火の轟音が山々にこだまし、松明の火が高く飛び交う熊野市紀和町の「紀和の火祭り」開催。今年は8月2日(土)18時から

更新日時:

熊野市

 

・「紀和の火祭り」ってどんな祭り?

熊野市紀和町小川口で、毎年8月第一土曜日に開催されているのが「紀和の火祭り」です。

古くから伝わる伝統の祭りで、筏流しの筏師たちの安全祈願や、五穀豊穣、大漁成就、無病息災などを願って行われてきました。

祭り会場となる瀞流荘前の北山川河川敷では、ボールを松明に見立てて籠に投げ入れる子ども柱まつりや、子どもたちのダンスチームのパフォーマンス、紀和瀞流太鼓の演奏が披露されるほか、地元民による屋台が出店し、来る人を楽しませてくれます。

 

・花火や松明の炎が山里を赤く照らしだす

祭りの始まりは北山砲(きたやまづつ)の発射から。

四方を山に囲まれた場所にあるため、大砲の号砲が山間に響き渡ります。

続いて、祭りのメインである「柱まつり」を開始。

神の依代とされる高さ約20mの柱松に取り付けられた竹籠めがけて、火のついた松明が投げ入れられます。

松明には紐がくくり付けられており、紐をもってぐるぐると回すことで松明に勢いをつけ、次々と天高く火のついた松明が投げられる様は、勇壮でありながらどこか幻想的。

「入れー!」

「がんばれー!!」

それを見守る人たちからの応援の声もかかります。

何度も何度も松明が投げられ、ついに竹籠に松明が投げ入れられると、会場からは温かな拍手が。

祭りの終盤には花火約500発が打ち上げられ、最後は約200mの長さを持つナイアガラでクライマックスを迎えます。

 

・令和7年度のタイムテーブルと駐車場情報

18時…夜店開店

18時30分…子ども柱まつり(低学年、高学年)

19時…ステージイベント※

20時15分…かがり火点火

20時20分…北山砲

21時…柱まつり

21時20分…打ち上げ花火

21時30分…終了予定

※ステージイベントでは、ダンスチームM’sによるダンスパフォーマンス、音楽ユニット「Ogurock&竹内洋司」による演奏、紀和瀞流太鼓の演奏などが行われます。また、河上敢二熊野市長による挨拶も。

 

この日は祭り会場の前にある小川口スポーツ公園を18時から無料駐車場として開放。

カーナビで「ホテル瀞流荘」を目指してお越しください。

公共交通を利用する場合は、JR熊野市駅前から熊野市バス「瀞流荘」行に乗車。

およそ50分ほどで終点の瀞流荘に到着しますが、帰りのバスの最終便が17時30分発なので、この日はホテル瀞流荘への宿泊を予約するなどの準備が必要です。

 

・山肌に響く花火の轟音が荘厳な「紀和の火祭り」を見逃すな!

花火や北山砲の轟音が山肌に反射することでさらに倍増され、迫力満点な「紀和の火祭り」。

普段は静かなこの地域も、この日ばかりは歓声が響き渡ります。

柱まつりの参加者は先着順で一般の人も参加できるので、厄を落としたい人、願い事がある人、祭りが大好きな人など、気になる人はふるって参加を。

最後のナイアガラの花火は暗闇の中に炎の滝がまぶしく広がり、街中の祭りでは感じられない荘厳な雰囲気をもたらしてくれます。

 

・★おまけ★早めに到着して温泉に入るのもおすすめ

祭り会場そばにある温泉宿泊施設「入鹿温泉 ホテル瀞流荘」では、一般客の日帰り入浴も行えます。

北山川を見下ろす絶景の露天風呂があり、泉質の良さに定評があります。

ただし、さらに奥にある「湯ノ口温泉」は、温泉ポンプの故障により現在休業中なのでご注意を。

温泉でほてった体を涼しい川からの風で冷やし、祭りを楽しんでください。

 

 

■紀和の火祭り

開催日/8月2日(土)

開催時間/18時~21時30分

会場/熊野市紀和町小川口 瀞流荘前北山川河川敷

料金/入場無料

駐車場/小川口スポーツ公園など 500台(無料)

問い合わせ先/熊野市紀和総合庁舎地域振興課 電話0597-97-1113