海鮮丼や魚料理が絶品!東紀州(紀北町・尾鷲市・熊野市)でおすすめのお店に 行ってきました!
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尾鷲市
熊野市
東紀州(紀北町・尾鷲市・熊野市・御浜町・紀宝町)は、伊勢神宮と熊野三山を結ぶ道「世界遺産 熊野古道」がある地域です。
山々に降り注いだ雨が流れこむ海岸沿いのまち「紀北町・尾鷲市・熊野市」では、年間を通して様々な種類の魚介類が水揚げされ、新鮮な海の幸が魅力の1つ!
新鮮な海の幸が豪華に盛り付けられたインスタ映えする海鮮丼から、地元ならではの希少な食材を使った地魚料理まで盛りだくさん!
今回は、東紀州エリアおすすめの海鮮料理6店舗をご覧ください♪
※掲載されている情報は主に2024年3月時点のものです。
料金・営業時間等の店舗情報は、変更される可能性があります。最新の情報につきましては、公式サイトでご確認ください。
▼目次
- 汽水湖が育んだ幻の牡蠣!「喜久寿司/渡利かきのひつまぶし」
- 伊勢エビのような味わい!希少なクモエビが乗った「かい鮮や/プレミアム海鮮丼」
- 鮮度抜群!漁港からの直接仕入れがこだわり!「ほんじつのさかな/おさしみ定食 上」
- 尾鷲のブリは脂のノリが抜群!「おわせ魚食堂(お魚いちばおとと)/尾鷲産ブリづくし定食」
- 熊野漁協直営店ならでは!マグロ三昧な贅沢丼!「熊野漁協水産物直売所/3種丼」
- 世界遺産 花の窟のそばにある!「花のいわや亭/大盛海鮮丼セット」
汽水湖が育んだ幻の牡蠣!「喜久寿司/渡利かきのひつまぶし」
紀北町の渡利地区にある周囲5㎞ほどの汽水湖「白石湖」で育てられている渡利かき。生産量の少なさと美味しさから「幻の牡蠣」とも呼ばれています。
渡利かきは、牡蠣特有の生臭さが少なく、甘みとまろやかな味わいが特徴です。
今回は、3種類の食べ方で堪能できる「渡利かきのひつまぶし」を食べてきました!
1膳目はそのまま
特製のタレで煮込まれた牡蠣は臭みが感じられず、ご飯にしみ込んだ旨味が見事な味わい。
2膳目は刻み海苔とワサビで
ワサビ、海苔、山椒を乗せて変化を楽しみました。薬味との相性も抜群!
3膳目は秘伝のダシをかけてお茶漬け
秘伝のダシ(牡蠣の煮汁と魚のダシのブレンド)で、サラサラといただくお茶漬けは、とても優しい味で食欲をそそります。
どの食べ方も、口の中に牡蠣の味わいがいっぱい広がり、美味しかったです!
その他、渡利かきを味わうなら牡蠣寿司が断然おすすめです。
この牡蠣寿司はワサビではなく、からしを使っています。
甘辛く煮た渡利かきにからしとシャリとの調和は、まさに絶品の味わいです!
12月~2月頃の期間にしか食べられない渡利かきですが、こちらではひつまぶしと牡蠣寿司は牡蠣を急速冷凍で保存しているため1年中食べることができます。
私の一推しメニュー
「渡利かきのひつまぶし」(税込1,650円)
その他おすすめメニュー
「牡蠣寿司1貫」(税込220円)
「てこね寿司」 (税込1,450円)
「さんまの蒲焼き丼」 (税込1,250円)
※喜久寿司では、「生牡蠣」や「焼き牡蠣」は渡利かきの時期(12月~2月頃)に食べることができ、「渡利かきのひつまぶし」や「牡蠣寿司」は基本年中食べることができます。
渡利かきのひつまぶしや牡蠣寿司は、紀北PA・始神テラスや道の駅海山でも食べることができます。地元のお土産として買ったりすることもできますので、ぜひお立ち寄りください。
東紀州のモノが揃う「紀北PA・始神テラス」については、こちらから!
世界遺産 熊野古道馬越峠の入り口そばにある「道の駅海山」については、こちらから!
喜久寿司
紀勢自動車道海山インターチェンジを下車、国道42号の交差点を右折し、約2分進むと左側に見えます。
こちらの店主は、「きほくラブめし決定戦!」というグルメイベントで、2年連続グランプリを受賞した腕前の持ち主。そんな店主が作る料理は、地元民にも愛され、どれも美味しいと評判です。
住所 | 三重県北牟婁郡紀北町相賀849-2 |
電話番号 | 0597-32-2036 |
営業時間 | 【ランチ】11:00~13:30 / 【ディナー】16:00~19:30 |
定休日 | 月 |
駐車場 | 有 |
ウェブサイト | https://kihoku-kanko.com/souvenir/308/ |
MAP情報
伊勢エビのような味わい!希少なクモエビが乗った「かい鮮や/プレミアム海鮮丼」
メニューにデカ字で当店一押しと記載されている「海鮮丼」のプレミアムバージョンを食べてきました!
東紀州で獲れる魚を中心に新鮮な刺身と希少なエビが入った丼ぶりは、海の幸を存分に堪能できる一杯です。
赤イカ、マトウダイ、初ガツオ、ヨコワ(マグロの幼魚)、ワラサ、タチウオ、トンボシビそして、真ん中にドーン!とこれぞプレミア感たっぷりの「クモエビ」が乗っています!
※刺身の種類は、季節や漁の影響で変わります。
通常の「海鮮丼」は、刺身が4~5種盛りで税込1,100円。
「上海鮮丼」は、6~8種の刺身がてんこ盛りにエビやイクラなどが乗って税込1,980円。
予算やお腹の空き具合に応じて食べることができるのは魅力です。
このエビは、「甚昇丸(じんしょうまる)」という三重県で唯一の底引き網漁船で獲れる希少なクモエビです。手足がクモのように長いことからそう呼ばれ、身は甘みがあり、伊勢エビのような味わいでした。
常連客の間では、身は小さいが伊勢エビより美味い!と言われているそうです。
私の一推しメニュー
「プレミアム海鮮丼」(税込2,200円)
その他おすすめメニュー
「ジャンボエビフライ定食」(税込2,530円)
「まぐろほほ肉唐揚げ定食」 (税込1,474円)
「お造り定食」(税込1,562円)
こちらのプレミアム海鮮丼は、海山丼マップにも掲載された逸品です。紀北町海山地区のおすすめ丼が掲載された「海山丼マップ」については、こちらから!
甚昇丸は、高速道路の伊勢道と紀勢道をつなぐ位置にある商業リゾート「VISON(ヴィソン)」に出店されています。ちなみに、私のおすすめは、「ガスエビ丼たまごのせ」です!
VISONにある「第十八甚昇丸」については、こちらから!
かい鮮や
紀勢自動車道 海山インターチェンジを下車、国道42号交差点を左折し、約8分進むと右側に見えます。
東紀州の港に足を運び厳選して選んだ魚は、確かな目利きで新鮮な魚が食べられると評判のお店。
海鮮屋なのに、ふわふわ卵のデミグラスオムライスも人気。海鮮が苦手なお客様にも嬉しいメニューがあります。
住所 | 三重県北牟婁郡紀北町上里530-1 |
電話番号 | 0597-36-1737 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 水 |
駐車場 | 有 |
ウェブサイト | https://kihoku-kanko.com/eat/4308/ |
MAP情報
鮮度抜群!漁港からの直接仕入れがこだわり!「ほんじつのさかな/おさしみ定食 上」
魚のまち東紀州、その中でも尾鷲は魚の宝庫!
そんな尾鷲の漁港から近い住宅街にある人気店の「おさしみ定食 上」を食べてきました!
本日の刺身は、イトヒキアジ、サワラ、ブリ、渡利かき、ビンチョウマグロ、タチウオ、マトウダイ、サバ、ヨコワマグロ、キンムロアジの10種類。
その他、手づくりの副菜5種とお味噌汁もつきました。
魚のアラのダシが効いたお味噌汁は、おかわりが欲しいくらいとても美味しかったです。
ちなみにこの日の「おさしみ定食 特上」には、伊勢海老の刺身がついてくるとのこと。
「おさしみ定食 上」にプラス1,000円するだけで伊勢海老の刺身がつくなんて、すごいお得感があります!
次回は、必ずチャレンジをしたいと思います。
※刺身の種類は、季節や漁の影響で変わります。
この日の店主おすすめは、開店前に仕入れた水揚げ直後の新鮮なサバのお刺身!
添えられたニンニク生姜とともにお醤油をつけていただきました。鮮度抜群のサバは、臭みが全くなく、特有の風味と独特の味わいがほんとに最高でした!
私の一推しメニュー
「お刺身定食 上」(税込2,500円)
その他おすすめメニュー
「お刺身定食 特上」(税込3,500円)
「お刺身定食 並」(税込1,650円)
「魚に合う三重地酒 三種利き酒セット」(税込1,200円)
お店の近くには、歩いていける魚屋がたくさんあり、漁師町ならではの新鮮な魚介類や干物が買えます。
魚屋が掲載された
「おわせ魚屋マップ(地図面)」については、こちらから!
「おわせ魚屋マップ(店舗紹介面)」については、こちらから!
ほんじつのさかな
紀勢自動車道 尾鷲北インターチェンジを下車、国道42号の交差点を直進して約3分、尾鷲港から近い住宅街にあります。古民家をリノベーションした店舗で、お店の中は掛け軸や花瓶の花などが和の雰囲気をさらに演出しています。土日祝のみの営業ですごく人気店ということもあり、事前予約をおすすめします。
住所 | 三重県尾鷲市港町9-8 |
電話番号 | 080-3789-7065 |
営業時間 | 11:30~15:00 |
定休日 | 平日(土・日・祝のみ営業) |
駐車場 | 有 ※お店から約10m離れた小さな交差点の角 |
ウェブサイト | https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000190492 |
MAP情報
尾鷲のブリは脂のノリが抜群!「おわせ魚食堂(おわせお魚いちばおとと内)/尾鷲産ブリづくし定食」
尾鷲と言えば、市の魚にも指定されているブリが美味しい街として有名!
ひとつの定食で色んなブリの楽しみ方ができる海鮮定食。その名も「尾鷲産ブリづくし定食」を食べてきました!
「ブリの刺身」
背身に比べてより脂が乗った腹身の部分。魚の脂好きにはたまらない濃厚な味わい!
「ブリのあら煮」
しょうゆベースで甘辛く煮たブリのあらが食欲をそそる!
「ブリカマのみそ汁」
ブリと野菜の旨味がみそ汁にとけ込んでいる逸品!
脂が抜群に旨いと言われている尾鷲産のブリを刺身、あら煮、みそ汁の3の料理で余すことなく堪能できる贅沢な定食でした。
ブリカマの片身が丸ごととブリの切り身が入ったボリュームたっぷりのみそ汁です。カマの身をほおばると口の中でほろほろととけていく食感と脂の旨味が最高です!
カマは、切り身とはまた異なる脂ののり具合があり、1匹のブリから2つしかとれない希少な部位です。そのため、このブリづくし定食は、土日のみ10食限定となっています。
もし、食べられなかったとしても心配はご無用!食堂は選んでとるセルフスタイルのお店で、尾鷲港で水揚げされた魚をはじめとした新鮮な刺身、煮魚、焼き魚、フライなどが日替わりでずらりと並んでいます。
また、ブリやマグロのお寿司や冷凍のブリカマなどのほか、獲れたての魚介類や地元水産物、お土産品なども購入することができる店内のお魚売り場は要チェックです!
※保冷用の氷(無料)は、店舗の入り口付近にあります。
水産物販売のプロが営む「おわせお魚いちばおとと」については、こちらから!
私の一推しメニュー
「尾鷲産ブリづくし定食」(税込1,800円)
その他おすすめメニュー
「地魚どんぶりデラックス」(税込1,230円)
「良栄丸の山盛りどっかんまぐろどん」(税込1,300円) ※良栄丸入港時期限定
「とろける生サーモンどんぶり」(税込920円)
おわせ魚食堂(おわせお魚いちばおとと)
紀勢自動車道 尾鷲北インターチェンジを下車、国道42号交差点を右折し、約3分進むと右側に見えます。ホームセンターやスーパーマーケットがある商業施設の一角の「おわせお魚いちばおとと」の店舗内にあります。
住所 | 三重県尾鷲市古戸野町2-10 |
電話番号 | 0597-23-2100 |
営業時間 | 【食堂】11:00~14:00頃 / 【店舗】10:00~18:00 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 有 |
ウェブサイト | http://e-ototo.jp/?mode=f4 |
MAP情報
熊野漁協直営店ならでは!マグロ三昧な贅沢丼!「熊野漁協水産物直売所/3種丼」
子供から大人までがこよなく愛する赤身魚の王様マグロ!
3種類のマグロが堪能できる熊野漁協水産物直売所の「3種丼」(マグロ)を食べてきました!
鮮度の良いキハダマグロ、トンボマグロ、本マグロが丼ぶりにビッシリ盛られていました。「3種丼」(マグロ)は、脂の乗りもよく、もっちもちの身がとても美味しかったです!
これが1,000円で食べることができるのは驚き!さすが鮮度と値段が売りのお店です。
マグロは、市内の遊木漁港や那智勝浦町の勝浦漁港から直送の生マグロを使用しているそうです。この「3種丼」は、金・土・日 限定の商品です。
一番人気のキハダマグロを使った「上まぐろ丼」やトンボマグロを使った「まぐろ丼」などは、いつでも食べることができます。
直売所はテイクアウト専用です。せっかくなので、歩いて行ける世界遺産鬼ヶ城の遊歩道付近から熊野灘を眺めながら食べました。
太陽に照らされピカピカに輝いたマグロの赤身と熊野灘の水面のキラキラとのコラボがとても素敵でした。
私の一推しメニュー
「3種丼」マグロ(税込1,000円)
その他おすすめメニュー
「上まぐろ丼」(税込800円)
「しらすとまぐろの上ハーフ丼」(税込700円)
「まぐろ丼」(税込600円)
直売所の近くには、鬼ヶ城センターがあり、そちらの店外ベンチなどで食べることができます。センター内には、南紀みかんや那智黒石などの特産品や伝統工芸品、名物の新姫ソフトクリームなどが販売されていました。
世界遺産のまち熊野の玄関口「鬼ヶ城センター」については、こちらから!
また、センターの左手の遊歩道を進むと「世界遺産 鬼ヶ城」の入り口へと続きます。
ここまで来たら、ぜひ立ち寄ってみてください。隆起と風化と波の浸食が作り上げた海食洞から眺める景色は絶景です!
世界遺産 「鬼ヶ城」については、こちらから!
熊野漁協水産物直売所
熊野尾鷲道路 熊野大泊インターチェンジを下車、国道42号との交差点を左折し、約2分直進すると左側の側道に世界遺産 鬼ヶ城への入り口があります。熊野漁協の直営店ということもあり、鮮魚などの販売もあります。お客様の要望にそって魚を捌いてくれたり、各種刺身の盛り合わせなどもしてくれるそうです。
住所 | 三重県熊野市木本町1835-7 |
電話番号 | 080-2657-9567 / 0597-89-0933 |
営業時間 | 10:00~15:00 |
定休日 | 火(火が祝日の場合は営業) |
駐車場 | 有 |
ウェブサイト | https://www.city.kumano.lg.jp/life/?content=413 |
MAP情報
世界遺産 花の窟のそばにある!「花のいわや亭/大盛海鮮丼セット」
世界遺産 花の窟のそばにある花のいわや亭の「大盛海鮮丼セット」を食べてきました!
新鮮な魚介類が乗った丼ぶりに、天ぷら、マグロの山かけ、茶碗蒸し、季節の小鉢、赤だし、わらび餅がついています。
ひとつの丼ぶりで色とりどりの11種の魚介の旨味が味わえる海鮮丼は、満足度が高く美味くいただきました。また、店内の1階スペースは、8割が個室ということもあり、家族やグループでの食事も落ち着いた雰囲気で食べることができます。
丼ぶりには、マグロ2種、ハマチ、ヒラスズキ、タイ、エビ、タコ、サバ、エビ、ウナギ、赤貝、イクラ、がのっていました。たくさんの種類の魚介類が色とりどりに散りばめられた姿は魚の宝石箱のようでした!
私の一推しメニュー
「大盛海鮮丼セット」(税込2,200円)
その他おすすめメニュー
「本マグロ熊野産 大トロ丼単品」(税込2,530円)
「熊野三山定食 那智山」(税込2,200円)
「黒毛和牛ステーキ定食」(税込3,630円)
お食事の後には、お店のそばにある日本書紀にも記され日本最古の神社と言われている世界遺産・花の窟に立ち寄り、よみがえりの聖地・熊野を楽しまれることをおすすめします!
世界遺産「花の窟」については、こちらから!
隣接するお綱茶屋には、古代米(イザナミ米)を使用した限定商品や熊野ならではの特産品が数多く並んでいます。古代米を混ぜてつくられた「みたらし団子」と「お綱もち」が人気です。
道の駅熊野・花の窟 おもてなし処「お綱茶屋」については、こちらから!
花のいわや亭
熊野尾鷲道路 熊野大泊インターチェンジを下車、国道42号との交差点を左折し、国道を約10分直進すると世界遺産 花の窟を越えた右側に見えます。店舗の横には、オープンテラスがあり潮風や季節を感じながら食事を楽しむこともできます。
住所 | 三重県熊野市有馬町205-1 |
電話番号 | 0597-89-6598 |
営業時間 | 【ランチ】11:00~14:00 / 【ディナー】17:00~22:00 |
定休日 | 大晦日・元旦 |
駐車場 | 有 |
ウェブサイト | https://www.hananoiwayatei.com/ |
MAP情報
<記事制作>
紀北町地域おこし協力隊 大野眞さん