熊野古道帰りに最適!おすすめのお土産特集
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世界遺産 熊野古道を歩き終えて、旅の余韻に浸りながら立ち寄ったお土産処。思い出深い旅先で出会ったお土産というのは、これまで過ごしてきた時間をより特別なものにしてくれます。
本記事では、熊野古道帰りにぜひ手に取ってほしいオススメのお土産を厳選してご紹介。旅の思い出をお裾分けする定番のお土産から、食卓を彩るお土産まで幅広く取り上げます。家族や友人への贈り物や、熊野古道を歩いた自分へのご褒美として東紀州のお土産を探してみませんか?
東紀州地域のおすすめのお土産一覧
今回、ご紹介する東紀州のお土産は私が独自にピックアップさせていただきました。ご紹介するお土産は大きく6つのカテゴリーに分けています。
1.The 定番!お菓子のお土産
2.極上の一杯♪ドリンクのお土産
3.東紀州は米が美味い お米のお土産
4.箸が止まらない ご飯のお供のお土産
5.食卓に東紀州の味わいを 調味料のお土産
6.東紀州の味わい深さを噛みしめる おつまみのお土産
を順番にご紹介していきますので、ぜひ、気になるお土産をチェックしてください。
1.The 定番!お菓子のお土産
まずはお土産として外せないお菓子のご紹介です。東紀州ならではの味わい深いお菓子のお土産はいかがですか?どれも個包装されていますので、家族や職場の仲間に配れば喜ばれること間違いなしです。
おわせ節【尾鷲市 福助堂】
東紀州のThe定番!お菓子土産の1つ目は、尾鷲市街の福助堂さんのロングセラー人気商品「銘菓 おわせ節」です。
ふっくらとしたカステラ生地を頬張れば、中から現れる塩気の効いたチーズバターの味わいにウットリします。食べ応えもあって、1個でも満足感があります。地元住民から観光客まで、年を追うごとにおわせ節のファンが拡大しています。
購入場所:福助堂(住所:〒519-3617 三重県尾鷲市野地町12−45)
和三盆ほろり【熊野市 うぶた堂】
東紀州のThe定番!お菓子土産の2つ目は、熊野市の菓子匠 うぶた堂さんの人気ナンバーワン商品「和三盆ほろり」です。
その名の通り、ホロリと口溶けする食感と和三盆糖や熊野産のコシヒカリなど、こだわりの素材の味わいがたまりません。和三盆ほろりと温かなコーヒーのセットをいただく、午後のカフェタイムはいかがでしょうか?
購入場所:うぶた堂 (住所:〒519-4325 三重県熊野市有馬町5821-40)
始神テラス(住所:〒519-3208 三重県北牟婁郡紀北町三浦600)
紀の宝マドレーヌ【紀宝町 パティスリーアフレイル】
東紀州のThe定番!お菓子土産の3つ目は、紀宝町のパティスリーアフレイルさんの「紀の宝 マドレーヌ」です。
紀宝町産マイヤーレモンの皮と果汁が使用されていて、爽やかな香りと洋酒の芳醇さが合わさっています。しっとりとしていて甘さ・酸味・濃厚さと優雅な味わいを楽しめる大人なスイーツです。
購入場所:パティスリーアフレイル(〒519-5711 三重県南牟婁郡紀宝町井田1415-13)
2.極上の一杯♪ドリンクのお土産
〈道の駅パーク七里御浜 みかんカレンダーの様子〉
続いては、東紀州ならではのドリンクをご紹介します。東紀州地域といえばみかんの産地。温暖な気候で年間を通して柑橘類が育てられています。そんな柑橘類を使ったドリンクをお土産に持ち帰れば、喜ばれること間違いなしです。
まるでみかんなゼリー【熊野市 夢工房くまの】
東紀州のドリンクお土産の1つ目は、熊野市の夢工房くまのさんの「まるでみかんなゼリー 」です。「なるみ」は温州みかん、「なつみ」は甘夏みかん、「新姫ちゃん」は新姫が使われています。
果肉がたっぷり入っていて、容器のままチュルンと飲めます。飲めば爽やか、気分が一気に華やぎます。子どもからご年配の方まで手軽に美味しくいただけますよ。パウチなので持ち運びやすいのも◎です。
購入場所:熊野古道 駅前特産品館(〒519-4324 三重県熊野市井戸町656-3)
新姫ドリンク【熊野市 熊野市ふるさと振興公社】
東紀州のドリンクお土産の2つ目は、熊野市ふるさと振興公社さんの「新姫ドリンク 」です。
新姫は三重県熊野市でしか採れない柑橘で、爽やかな香りと酸味・苦みが特徴です。果実を丸ごと絞った果汁を使用している新姫ドリンクを一口飲めば、シャキッと爽やか!疲れがすっと軽くなりますよ。
購入場所:熊野古道 駅前特産品館(〒519-4324 三重県熊野市井戸町656-3)
みかんジュース【御浜町 パーク七里御浜】
東紀州のドリンクお土産の3つ目は、御浜町のパーク七里御浜さんの「みかんジュース 」です。
年中みかんのとれる御浜町で育てられたみかんを使ったジュースはとっても種類が豊富。個人的にオススメな1本は唸る酸っぱさの「目覚めのセミノール」です。一口飲めば、眠った体が目覚める、そんな一杯です。甘さが際立つ「みかんジュース」と合わせて、ぜひ飲んでみてください。
購入場所:道の駅 パーク七里御浜(住所:〒519-5204 三重県南牟婁郡御浜町阿田和4926-5)
道の駅パーク七里御浜でみかんジュースを飲み比べてみよう
みかんの産地である東紀州では、本当に様々な柑橘類が育てられています。道の駅パーク七里御浜さんでは、定番から旬の柑橘を絞ったジュースを飲み比べることができます。ぜひ、色んな柑橘の味わいを飲み比べて、自分のお気に入りを見つけてみてください。
旬のみかんをお土産に買っていく
東紀州では道の駅や直売所、無人市などで旬のみかんが販売されています。場所によっては、とってもお値打ちに販売されていることがありますので、要チェックです。旬のみかんを箱買いして、お土産として配るなんていかがでしょう?
3.東紀州は米が美味い お米のお土産
豊かな海の印象が強い東紀州地域は実は美味しいお米の産地です。熊野古道の旅で感じた大自然の恵みがぎゅっと詰まった一粒を、食卓で味わいませんか?また、漁師町だからこそ生まれたご飯のお供もありますので要チェックです。
※.お米は、収穫量などによっては早期に完売してしまう場合があります。お求めの際は事前に、販売店等に在庫状況を確認されることをおすすめします。
熊野産棚田米 丸山千枚田【熊野市 熊野市ふるさと振興公社】
東紀州のお米土産の1つ目は、熊野市の熊野市ふるさと振興公社さんの「熊野産棚田米 丸山千枚田」です。
熊野市紀和町にある丸山千枚田は、田んぼの枚数や一度に見渡せる数が日本最大級を誇る棚田です。丸山千枚田の景観を後世に残すためオーナーを募り、たくさんの人の手によって守られています。減農薬で育てられた棚田米の半分はオーナーへ、その半分が限定販売されます。販売時期は例年10月頃ですので、販売されている棚田米を見かけたら、ぜひ手にとってください。
購入場所:熊野古道 駅前特産品館(〒519-4324 三重県熊野市井戸町656-3)
●丸山千枚田の活動に関する情報は以下より
・X:https://x.com/m_senmaida
・Instagram:https://www.instagram.com/m_senmaida/
・HP:https://www.maruyamasenmaida.jp/
尾呂志米【御浜町 尾呂志地区】
東紀州のお米土産の2つ目は、御浜町の尾呂志地区の「尾呂志米(おろしまい) 」です。
尾呂志米は尾呂志地区の生産者が育てたブランド米です。尾呂志地区では、春から晩秋にかけて発生する朝霧「風伝おろし」が有名です。寒暖差が大きく吹きおろしの風に包まれる尾呂志地区は、美味しいお米処として知られています。
購入場所:さぎりの里 直売所(住所:〒519-5322 三重県南牟婁郡御浜町上野616-2)
浅里米【紀宝町 飛雪の滝キャンプ場】
東紀州のお米土産の3つ目は、紀宝町の飛雪の滝キャンプ場さんの「浅里米(あさりまい) 」です。
浅里米は飛雪の滝から流れる冷たい水と、寒暖差のある紀宝町浅里の土地で有機質肥料で育てられています。粘りと硬さの調和がとれた強い旨みが特徴のお米です。
購入場所:道の駅 紀宝町ウミガメ公園(住所:〒519-5711 三重県南牟婁郡紀宝町井田568-7)
魚に合う米【尾鷲市 世古米穀店】
東紀州のお米土産の4つ目は、尾鷲市の世古米穀店さんの「魚に合う米 」です。
米屋の三代目が魚料理と相性が良いお米を厳選!しっかり魚料理の味わいが馴染むようにお米をブレンドした商品です。魚に合う米には、「もっと魚を好きになってほしい、お米も好きになってほしい、さらには『おわせ』も好きになってほしい」という三代目の思いが込められています。
購入場所:世古米穀店(住所:〒519-3615 三重県尾鷲市中央町5-15)
●冷蔵・冷凍品は保冷バックを持参しておくと便利
魚に合う米と合わせて干物を買って帰りたい。そんな時に活躍するのが保冷バックです。車やカバンに忍ばせておくと、安心して冷蔵・冷凍品のお土産を購入することができます。保冷剤があればなお◎です。
4.箸が止まらない ご飯のお供のお土産
東紀州の美味しいお米を手に入れたら、一緒に楽しめば格別な味わいが約束される「ご飯のお供」のお土産もいかがでしょうか?地元の食材を使った漬物、風味豊かな「おかず味噌」など、思わず箸が止まらなくなる絶品の品々をご紹介します。
ごんべえ畑のくき漬け【紀北町 ふるさと企画舎】
東紀州のご飯のお供土産の1つ目は、紀北町のふるさと企画舎さんの「ごんべえ畑のくき漬け」です。
くき漬けとは、里芋の一種「ヤツガシラ」の茎のお漬物です。ヤツガシラの栽培には大量の水と栄養分が必要で、降雨量の多いこの地域だからこそ育つ貴重な農産物です。
ヤツガシラの茎・赤シソ・酢(梅酢)・塩で作られた「ごんべえ畑のくき漬け」は、鮮やかな色合いで、シャキシャキした食感とさっぱりとした味わいが特徴です。
例年7月から8月に限定で販売される夏の味覚ですよ。
そのままでも美味しいですし、地元で良く食べられている「くき漬けと生節の醤油和え」もオススメ。
購入場所:道の駅 海山(住所:〒519-3406 三重県北牟婁郡紀北町相賀1439-3)
真鯛みそ 極【尾鷲市 三和水産】
東紀州のご飯のお供土産の2つ目は、尾鷲市の三和水産さんの「真鯛みそ 極」です。焼き真鯛のほぐし身がたっぷり入っていて、2種類の味噌と練りごま等こだわり素材で炊きあげられています。
アツアツご飯にのせて食べると、いつの間にかご飯をおかわりしています。お味噌だけでもペロリとついつい食べてしまう、そんなヤミツキになる「おかず味噌」です。
購入場所:おわせお魚いちば おとと(住所:〒519-3659 三重県尾鷲市古戸野町2-10)
熊野特産 しそ漬南高梅【熊野市 熊野市ふるさと振興公社】
東紀州のご飯のお供土産の3つ目は、熊野市の熊野市ふるさと振興公社さんの「熊野特産 しそ漬け南高梅(なんこうばい)」です。
手間暇をかけて昔ながらの製法で作られた、保存料・着色料不使用のどこか懐かしい梅干しです。
見るだけで唾を飲み込んでしまう「しそ漬け南高梅」を一粒頬張れば、ふっくらと柔らかな果肉の食感と、昔ながらの酸っぱい梅干しの味わいを堪能できますよ。
購入場所:道の駅 紀宝町ウミガメ公園(住所:〒519-5711 三重県南牟婁郡紀宝町井田568-7)
5.食卓に東紀州の味わいを 調味料のお土産
熊野古道の旅の思い出に長く浸れるオススメのお土産が調味料です。東紀州の調味料で食卓を彩れば、自ずと東紀州の大自然の景色が蘇ってきます。料理を一層美味しくする東紀州の逸品をお土産にして、ぜひご自宅で味わってみてください。
だいだいぽん酢【紀北町 花蜜柑】
東紀州の調味料お土産の1つ目は、紀北町の花蜜柑(はなみかん)さんの「紀北町 古里のだいだいポン酢」です。
「だいだいポン酢」は農薬不使用で育てられた紀北町古里産の橙(だいだい)を使用しています。橙を荒しぼりにした優しく、サッパリとした自然の味わいは鍋物料理を始め、様々な料理に良く合いますよ。
購入場所:始神テラス(住所:〒519-3208 三重県北牟婁郡紀北町三浦600)
ねぎ塩たれ【尾鷲市 尾鷲しお学舎】
東紀州の調味料お土産の2つ目は、尾鷲市の尾鷲しお学舎さんの「ねぎ塩たれ」です。自家製塩や国産白ネギをふんだんに使い、ごま油・りんご酢でアクセントをつけた塩だれです。
さっぱりとしながら塩加減が絶妙で、特にこってりしたお肉料理との相性が抜群です。例えば、香ばしく焼き上げた豚肉にサッと「ねぎ塩たれ」をかけたら、もうたまりません。
購入場所:おわせお魚いちば おとと(住所:〒519-3659 三重県尾鷲市古戸野町2-10)
●ミネラルたっぷり♪しお学舎の塩も要チェック【尾鷲市 尾鷲しお学舎】
ねぎ塩たれにも使われている「しお学舎のお塩」は、水深415mから取水した「みえ尾鷲海洋深層水」を100%使用し、独自の2段濃縮製法で作られています。ペロッと舐めると一舐瞭然!塩っぽさだけでなく甘みや苦み、旨味が優しく広がるお塩です。
鯛だしつゆ【尾鷲市 三和水産】
東紀州の調味料お土産の3つ目は、尾鷲市の三和水産さんの「めでたい屋の鯛だしつゆ」です。
真鯛からとった出汁の旨み、昆布とさば・いりこの合わせ出汁、醤油・味醂・砂糖で味付けされています。夏はそうめんに、冬は鍋に、年間を通して炊き込みご飯の素としても大活躍する万能調味料です。
購入場所:おわせお魚いちば おとと(住所:〒519-3659 三重県尾鷲市古戸野町2-10)
6.東紀州の味わい深さを噛みしめる おつまみのお土産
今夜の晩酌のお供に東紀州のおつまみはいかがですか?ほろ酔い気分で東紀州のおつまみを噛みしめれば、熊野古道を旅した時の景色が蘇ってくることでしょう。そんな絶品の珍味をご紹介します。
うつぼ唐揚げ【紀北町 キホクニヤ】
東紀州のおつまみ土産の1つ目は、紀北町のキホクニヤさんの「うつぼ唐揚げ」です。海のギャングの二つ名を持つウツボは、東紀州地域で美味しい食材として親しまれています。
特にウツボをカラッと揚げた「ウツボの唐揚げ」は、香ばしくて噛み応えもあります。キホクニヤさんの「うつぼ唐揚げ」は「塩コショウ」と「カレー」の2種類の味わいがあって、どちらも食べればヤミツキになり、お酒もススム!絶品珍味ですよ。
購入場所:始神テラス(住所:〒519-3208 三重県北牟婁郡紀北町三浦600)
かつおくん【尾鷲市 大瀬勇商店】
東紀州のおつまみ土産の2つ目は、尾鷲市の大瀬勇商店さんの「かつおくん」です。脂がよくのった新鮮なかつおを秘伝のタレで味付けし、桜の木で燻製した逸品です。
食べやすいスティック状に加工されているので、お酒を片手にパクっと食べられます。1本1本に噛み応えがあって、噛めば噛むほど旨味がジワァと溢れ出てきます。願わくばずっと噛み続けたい珍味、それが「かつおくん」です。
購入場所:おわせお魚いちば おとと(住所:〒519-3659 三重県尾鷲市古戸野町2-10)
伝統燻製食 梶賀のあぶり【尾鷲市 梶賀コーポレーション】
東紀州のおつまみ土産の3つ目は、尾鷲市の梶賀コーポレーションさんの「伝統燻製食 梶賀のあぶり」です。
梶賀のあぶりは、住民の手によって新鮮な魚を丁寧に燻した逸品です。冷蔵庫の無い時代に保存食として作られ、100年以上前から伝わる郷土食です。鯖子(さばご)や大鯖をはじめ、旬の魚のあぶりが販売されています。
梶賀のあぶりの中でも「鯖子のあぶり」は、噛み応えがあって心地よい燻香と旨みがギュッと濃縮されています。骨も柔らかいので、丸ごとパクっと食べられますよ。もちろん、お酒との相性も抜群です。
購入場所:おわせお魚いちば おとと(住所:〒519-3659 三重県尾鷲市古戸野町2-10)
お土産を味わい終えたら、再び東紀州に出かけましょう
〈便石山 象の背から眺める尾鷲市街〉
気になるお土産を見つけられましたか?今回ご紹介した東紀州のお土産は、まだまだほんの一部です。世界遺産 熊野古道を訪れた後には、ぜひ旅の思い出に自分好みのお土産を見つけてみてください。
そして、お土産を通して東紀州の旅の思い出話に花を咲かせたら…再び東紀州の地が、あなたのお越しを待っています。
(ライター:濱地 雄一朗 さん)