令和３年度に実施した『宿泊施設におけるおもてなし品質向上に向けた改善取組支援』について
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令和３年度に実施した、『宿泊施設におけるおもてなし品質向上に向けた改善取組支援』において作成した『おもてなしマニュアル本』および『宿泊施設利用者調査 全体報告書』を公表いたします。事業概要については以下のとおりです。
【事業背景】
宿泊施設は旅行先を選定する際に重視されるほか、 旅行先に求める魅力としても大きなウェイトを占めています。また、宿泊を伴う旅行は一人当たりの観光消費額が大きいため、宿泊施設は地域振興にとっても大きな役割を果たしています。当公社では、旅行者が東紀州地域での時間がより快適に過ごせるよう、宿泊施設事業者と一緒に宿泊施設の“おもてなし品質”のさらなる向上に向けた取組を実施しました。
【事業内容】
東紀州地域内の３つの宿組合内の２５施設を対象に、宿泊施設利用者調査（アンケート）、宿泊施設によるセルフチェック、受託事業者によるヒアリングを行いました。これらの３つの調査結果を基に課題を抽出し、宿泊施設ごとの『改善取組提案書』を作成し提案を行いました。また、２５施設の内６施設については、専門家を派遣し、より具体的な改善提案を行いました。
今後の従業員教育や施設運営に役立てていただくため、「おもてなし経営」を実践するために必要な基本姿勢や知識、技能などを記載した「おもてなしマニュアル本」を作成しました。